音声を使って効率よくテキストを操作するVS Code拡張Cursorless。
各単語の上にマークが常に表示され、コマンド名のあとに「マークの色」・「マークの形」・「マークがある文字」の最大3つを言うことで操作対象を指定する(複数のマークを指定するコマンドもある)。他にもプログラミング言語の構文に基づいた対象指定などもできる。
Talonという音声によりコンピュータを操作するシステムをベースにしている。
「マークがある文字」はTalon独自のフォネティックコードのようなもので指定する。
Emacs用のcursorfree.elもあり、ベースとなる部分はライブラリ化されている。
(いや、もしかしたら規格側で拡張について定めてる場合もあるかも。あるいは拡張してる場合は準拠という言葉は避けてるかもしれない)
ロイターの記事で「『o3』について、ネットワークに接続しないで利用する『スタンドアローン』化を見送り」とあるけど誤訳では。o3は単体製品としてリリースせず、GPT-5の内部コンポーネントとしてのみ使用する、という意味だよね。
https://jp.reuters.com/business/technology/Y2C2F26IZFIFRIJBNVQMGMIAOY-2025-02-13/
英語版は単に“OpenAI will not release "o3" as a standalone artificial intelligence model”とあり、ネットワークうんぬんは無い。
QRコードのドットの形を変化させてそこに電子署名などの情報を埋め込むことで、QRコード差し替えによるフィッシングを防ぐという研究。
https://www.rochester.edu/newscenter/qr-code-phishing-definition-quishing-638842/
企業はURLを事前に登録しておき、電子署名を付ける。
元論文は有料で読めてないんだけど、TLSのEV証明書と同じで、「安全な企業」をどう審査して登録するかの問題が解決できないのではないだろうか。
そしてそれが解決できるのであれば、電子署名などをQRコード側で改めて使わなくても、信頼できるドメイン名とその所有者の情報をどこかに登録しておくかTLSの証明書に埋め込んでおくかすればよいはず(それは正にEV証明書がやろうとして上手くいかなかったことである)。
https://www.reuters.com/graphics/VIDEO-GAMES/MENTAL-HEALTH/znvnlrkkxvl/
https://www.eff.org/deeplinks/2025/02/uks-demands-apple-break-encryption-emergency-us-all
一般的な機械式腕時計の月齢表示機能は29.5日周期なんだけど、実際の月は29.53日周期(708.72時間)なのでズレがある。そこでギアを工夫して29.51日周期にしたという時計がKickstarterに出ている(プレッジしていません)。
図を見ると1周12時間のギアに1周4.5時間のギアを繋げて、さらに13対66対31の比率のギアで約29.51日としているっぽい。
でも、12対61対31にすれば29.546875日で、より29.53日に近づくんじゃないだろうか。
カレンダー機能を改造しているっぽくて、なんかそこに由来する制約があるんだろうか(竜頭で先に進めるのは簡単だけど戻すには1周させないとだめとか)。
高ランク多相とintersection型とunion型があって、型推論もできる型システム(ただし高ランク多相などはアノテーションが必要)。
https://dl.acm.org/doi/10.1145/3704907
TypeScriptやScalaを意識している。TypeScriptのコーナーケースが紹介されている。型システムや推論アルゴリズムの定義が丁寧に書いてあって良い。
ただ、途中で出てくるレコード型拡張は重複するラベルがあるとうまくいかない気がする。