ソフトウェアの変更の意図に関するサーベイ論文 https://dl.acm.org/doi/10.1145/3661484
ソフトウェアの変更の分類がおもしろい。
分類の観点として、「誰の(customer)」「何の目的で(goal)」「何を(objects)」「どのように(actions)」「ライフサイクルのどの時点で(lifecycle phase)」変更したのか、というフレームワークを提案している。
目的(goal)としては次の4つを挙げている。
・進歩的(perfective)修正: 機能の追加や利便性やセキュリティの向上等。
・適応的(adaptive)修正: 環境の変化への対応。
・修正的corrective修正: バグ等の修正。
・予防的(preventive)修正: ソフトウェアの寿命を延ばす。メンテナンス性の向上やパフォーマンスのボトルネックの解消など。
https://docs.anthropic.com/en/docs/build-with-claude/prompt-caching#can-i-use-prompt-caching-with-the-batches-api
言語が静的に型付けされているかどうかと、ランタイムに挙動を変えられるかどうかは別の問題で、例えばJavaを使ってEmacsと同じくらい柔軟なエディタを作ることはおそらく可能だろう。
一方、Emacsは確かに柔軟ではあるけどレイアウトやレンダリングや入力の扱いなどはCで書かれている割合も多く、そこはいじれない。Smalltalkみたいに一番下の層まで変更できるとかではない。
それからEmacs Lispの柔軟性は厳格なモジュール機構を持たないことや、adviceなどの特殊な機構によるところも強く、例えばESMをがっつり使ったJavaScriptの場合は(特別な機構がなければ)外部から挙動を変えるのは難しい。
そのほかEmacsの柔軟性はオーバーレイや柔軟なキーマップや多数のフックなど、柔軟性を高く保つための多くの努力のもとに成り立っているのであって、言語が静的に型付けされているかどうかではなく、柔軟性を高めるためのアーキテクチャが重要なのではないだろうか。
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Swiftのジェネリクスで整数を引数として取れるようにする提案と、それを利用した固定長ベクトル型が提案されている。
https://github.com/swiftlang/swift-evolution/blob/main/proposals/0452-integer-generic-parameters.md
https://github.com/swiftlang/swift-evolution/blob/main/proposals/0453-vector.md
今のところ実引数として渡せるのはリテラル値か、ジェネリクスの仮引数として受け取った値のみとなっている。
https://www.theregister.com/2024/12/17/australia_dropping_crypto_keys/
https://www.cyber.gov.au/resources-business-and-government/essential-cyber-security/ism/cyber-security-guidelines/guidelines-cryptography
SHA-1からぼちぼちSHA-256に移行してきてると思ってたらもうそんな感じなのか。
https://www.postgresql.org/docs/current/release-17.html#RELEASE-17-MONITORING
https://github.com/open-telemetry/opentelemetry-collector-contrib/pull/36813
PostgreSQLって堅実なイメージだけと割と大胆に非互換の変更入れるんだね。いや、リリースノートにいつも非互換性のリストがけっこうな長さであるのは見てたけど。
https://store.steampowered.com/app/1225200/NAIRI_Rising_Tide/
かわいい絵の割にパズルが難しくて、スライドパズルの一番難しいやつはソルバ書いて解いた(ゲーム内にヒント機能もあるのでそれでも見れたかも)。答え見てもその動きは思いつかないよみたいな感じだった。このマスはこの動きでしか消せないみたいなのをもっと詰めてけば解けたのかもしれない。
だからこう言ったんだ。
「このアドベントカレンダーには素敵なものが入った引き出しがあるな。素敵なものが入った引き出しは毎日深夜0時と同時に出てきておくれ」
今のところ誰も出てこない。でも25日に日付が変わった瞬間、全員出てくるはずさ。
あのアドベントカレンダーの引き出し達は自分の中に何が入ってるかわからないんだ。でも他の引き出しの中身は全部見えるから不安で仕方ないんだ。みんな素敵なものが入っているのに、自分だけ変なものが入ってるんじゃないかってね。
銃刀法における「あいくち」って普通のナイフとどう違うのかと思って調べてみたら、「社会通念上あいくちの類型に当てはまる形態・実質を備える刃物」ということらしい。
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail5?id=16442
しかも単体ではなく鞘と一体としたものとして当てはまるか判断するらしい。
今度から「○○の定義は何か」って聞かれたら「社会通念上○○の類型に当てはまるもの」って答えよう。
科学者「生物多様性は急激に減少しており、自然とのふれあいの減少による健康への悪影響が懸念されている」
わたし「ふむ」
科学者「本研究では鳥の鳴き声によるサウンドスケープの多様性と音量に注目した」
わたし「なるほど」
科学者「実験としてぶどう園ツアーにおいて隠しスピーカーでその園にいない鳥の鳴き声を再生したところ、参加者の音の楽しみ度合い・サウンドスケープとの繋がり・ツアーの満足度が向上した」
わたし「えー、ありなのそれ?」
https://besjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/pan3.10721
参加者には終了後にスピーカーの使用が開示されたらしい。
https://www.climate.gov/news-features/blogs/enso/december-2024-enso-update-party-time-excellent
「俺は毎年アドベントカレンダーを開け続けてここまで登り詰めてきた。ただ、そんなに都合よく毎年アドベントカレンダーを開け続けられるだろうか。誰かが負けたフリをして、裏から糸を引いているとしたら」
モスバーガーではモスバーガーという名前の商品を売っている。
ここから対角線論法かラッセルのパラドックスに持ってけないだろうか。