強権的ポピュリストが支持される理由は複数あり、国によっても異なる、という研究。
https://theconversation.com/why-some-populist-supporters-want-a-strong-arm-leader-and-others-just-want-change-266765 https://www.frontiersin.org/journals/political-science/articles/10.3389/fpos.2025.1605460/full
9か国でのサーベイの結果を因子分析したところ、ポピュリズムには「反体制ポピュリズム」(anti-establishment populism、反エリート主義で民衆中心主義)と 「権威主義的ポピュリズム」(authoritarian populism、多数決主義でエリート主義で排外的ナショナリズムと強権的統治を支持)があり、多くの国では権威主義的ポピュリズムの態度をとる人はポピュリスト指導者を支持する可能性が高かったとのこと。
ただし、少数の国では逆の結果となった。また、アメリカはどちらでもなく、今回の研究では調査していない党派性、人種的・反移民的態度、文化的アイデンティティと反発といった他の要素が関連するのではないかとのこと。
ほかにも、メディアへの不信は予測因子となる一方、所得、学歴、年齢、性別については明確なパターンが現われなかったとのこと。
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