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広告におけるブラウザフィンガープリンティングの実態調査をしたという論文。広告入札ではそのような挙動が見られた一方、Cookieの復元は観察されなかった。

https://dl.acm.org/doi/abs/10.1145/3696410.3714548

・Prebid.jsというブラウザ側で行なわれる広告枠オークションを導入しているサイトを利用して、入札金額を調査した。

・ブラウザ自動化ツールを使って様々な設定でアクセスした。また、フィンガープリントを変更するツールも使用した。

・フィンガープリントを変えずにCookie等をクリアした新しいプロファイルを使った場合は類似した入札傾向だったのに対して、フィンガープリントを変えた場合は異なる傾向が見られた。

・一方、Cookieの復元は見られなかった(Cookieを削除した後にウェブサイトにアクセスした際にCookieが復元されるか、フィンガープリントを変えない場合と変えた場合で比較した)。

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